UQ mobileの料金プランがわかり辛かったのでグラフにしてみた
先日親がDocomoの料金の高さに辟易したので、先日私がサブで使い始めたUQ mobileを音声通話付き・新規スマホ購入のプランで契約しました。その時のプランが結構わかり辛かったのでグラフにしてみました。
UQ mobileの音声つき通信プランは大きく分けて2種類あります。一つはおしゃべりプラン・ぴったりプランというやつで、家族割で1480円~(2台目以降、1台目なら1980円~)、通話5分までなら何回でも無料(ぴったりプランは60分/月無料)と大きく謳ってるものです。それとは別にデータ高速+音声通話プランという、1680円で通話無料期間なしというのもひっそりと用意されています。
携帯の購入補助が前者にしかつかないので一見すると前者のおしゃべりプラン・ぴったりプランの方が良さげに見えますが・・実は長期間契約しているとデータ高速+音声通話プランの方が大分安上がりになります。
まず両方のプランの詳細を書いておきます。
おしゃべりプラン・ぴったりプラン(S) 1台目契約の場合
- 毎月1980円+税
- 毎回5分間、もしくは毎月60分間通話料無料
- データ通信量2GB(2年間は+1GB無料)、以後低速化
- 携帯の購入補助あり(マンスリー割)
データ高速+音声通話プラン
- 毎月1680円(税込みか税別かは不明)
- 通話料無料はなし
- データ通信量3GB、以後低速化
- 携帯の購入補助なし
ポイントをいくつか挙げていきます。
UQ mobileの端末購入サポート割引はデータ通信+音声通話プランにはつかない
新規に携帯を分割で購入する場合、月々千いくらとか払う一方で月々いくらか割引くことで実質0円にするプランはどこの携帯会社でも行っています。UQ mobileにもマンスリー割という名前で存在するのですが、これが適用されるのはおしゃべりプラン・ぴったりプランのみでデータ高速+音声通話プランには付きません。その為、おしゃべりプラン・ぴったりプランの方が初めのうちは安くなります。しかし・・
おしゃべりプラン・ぴったりプランは14ヶ月目以降+1080円される
これは公式サイトにも書かれています。以下 https://www.uqwimax.jp/plan/mobile/talk/ から引用:
14ヶ月目以降は+1,000円/月になります。
つまり14ヶ月目以降毎月3218円(税込)かかるようにます(ページによっては26ヶ月目以降+1000円とも書かれています)。毎月1680円のデータ高速+音声通話プランに比べ大幅に高くなり、マンスリー割の分を差し引いてもおしゃべりプラン・ぴったりプランの方が高くなります。
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以上を元に、毎月1296円(税込)かかる携帯を分割で契約した場合で、おしゃべりプランとデータ通信+音声通話プラン毎に合計いくら払っていくかを表にしてみました。ぴったりプランはおしゃべりプランと同額です。また、各プラン、累積額の単位は円です。
まず始めの5ヶ月です。
始めのうちは携帯の代金がかかるため、データ通信+音声通話プランの方が高いです。
ところが14ヶ月経つと・・
おしゃべりプランの方が1080円プラスされます。
さらに25ヶ月後になると、携帯の代金を支払い終わるのでデータ通信+音声通話プランが更に安くなります。
30ヶ月後になると、おしゃべりプラン・ぴったりプランが総額でデータ高速+音声通話プランを超えます。40ヶ月後になると前者の方が1万6400円程度高くなります
グラフにすると次の様な感じとなります。
まとめると、
おしゃべりプラン・ぴったりプランは長期に契約していると割高になる
です。
ただし、次の点があるのでおしゃべりプラン・ぴったりプランの方が悪いとも言い切れません。
おしゃべりプラン・ぴったりプランはデータ量9GB、21GBのプランもある
データ高速・音声通話プランは3GBのプランしかないので、3GB以上月に通信するならおしゃべりプラン・ぴったりプランにすべきです。データ定額プランというのもありますが、これは最高速度が500kbpsしか出ないので使い物になりません。
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以上、プランについてつらつらと書きました。分かりにくいプランは消費者に損害を与えるので、直して欲しいところです。
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おまけです。
おしゃべりプラン・ぴったりプランからデータ高速+音声通話プランへの移動はできない
データ高速+音声通話プランからおしゃべりプラン・ぴったりプランへの移動はできますが、逆はできません。
おしゃべりプラン・ぴったりプランは2年毎の契約で、解約月以外での解約は9500円がかかる
データ高速+音声通話プランは初回12ヶ月の縛りがありますが、それ以降は縛りがありません。