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Pycon JP 2014 2日目が終わりました(2) #pyconjp

ひとつ前の話では単語羅列して力尽きたので、いくつか特に面白かった発表について列挙します。

以下の記事にも書かれているので、ここに乗ってない情報は見ていただければと思います。ほかにもtwitterで#pyconjpと検索すればこれから出てくるかもしれません。

PyCon JP 2014 1日目参加レポート #pyconjp - Time Flies

PyCon JP 2014 2日目参加レポート #pyconjp - Time Flies

 

 Deep Learning for Image Recognition in Python

 

この発表は特によかったのでTokyoWebminingの常連も必見です。
内容としてはDeep Learningの入門からpythonでDeep Learningを使う方法、さらにFlask + Deep Learningの結果を使ったアプリケーションのデモまで行っていました。
軽く補足しておくと、Haar-likeっていうのはOpenCVで顔領域識別の入門でよく使われてるものです。SURFも今はOpenCVで使えるみたいですが、SIFTとあわせて特許がらみの何かがあった気がします。
また恐らくOpenCVPython版はC言語版を中で呼んでいて、そこの橋渡し部分がPython3で変えられたために移植に苦労されてた気がします*1。んでこういうところで苦労するケースが多かったため、なかなかPython3に移れなかった、って話になってくるわけです。PythonはWeb向けの機能だけでなく、数値計算のライブラリもそろってる数少ない言語だと思われます。
さらに余談ですが、最近は数値計算向けの言語としてjulia( The Julia Language )って言語が脚光を浴びてきています。この言語がどれだけPython + Numpy, etcの影響を受けたかわかりませんが、Pythonの関数を呼べたりiPython notebookのjulia版を持っていたりします。上の公式サイトにもIJulia Notebookが乗っています。

 マーケティングに活かせるPythonライブラリIntroduction to scientific programming in python

 


Introduction to scientific programming in python // Speaker Deck

どちらもpythonで使える数値計算向けライブラリ一覧についての発表です。本来同じような発表を二つ採択するってのはないのですが、片方英語片方日本語ということで採用しました。どちらも評価良かったしね。

Pythonではじめる野球プログラミング

Open Data for Taiwan's Roadways

 道、野球と違う話題ですが、共通してるのは政府なりなんかの組織が他者に対して開放しているOpenDataの取り組みです。

日本でも一部機関がOpenDataを提供しています

Open DATA METI | 経済産業省のオープンデータカタログサイト

PyCon JP 2014 Python + Hive on AWS EMRで貧者のログ集計


PyCon JP 2014 Python + Hive on AWS EMRで貧者のログ集計 // Speaker Deck

でかい会社じゃなくてもAWSインスタンス使って安価にログ集計できますよってお話。分析についてあんま書いてないかもしれませんがScikit-learnなり使えば入手したログからできますね。

Oktavia

FM-indexを使った検索エンジン。もともとJSXで書かれていましたが、今回Sphinxから呼びやすいようにPython向けに移植したもの。

 The esperanto generator

なんと中学1年生で遺伝アルゴリズム、教師なし言語生成などの話をしてきました。まだ実装まではうまく行ってなかったみたいですが、発想の突出度はずば抜けて高かったのでまた来年(もしくは他のイベントで)どれだけ進んだかお聞きしたいです。

Pyladies Tokyo

Pythonを使う女性の会が遂に発足しました。今回のPyConでは残念ながら女性の方のセッションはありませんでしたが、「プログラミングは男性がするもの」なんて偏見を吹き飛ばせるよう、サポートしていきたいものです*2

 

他にもポスターで確率的プログラミングの話なんかも興味深かったです。

終わりに

PythonだとWebやさんでもちょっと集計分析したくなったらpip install numpyとかpip install scipyとかするだけでいけるようになりますし、逆に数値やさんは自分の作った分析をすぐにWebサービスにできるっていうメリットがあります。日本だとWebやと数値やって分かれてる感じもしますが、実はすぐ移れるよ、ギャップ埋めようよ と考えました。なので今回PyCon JPに沢山の方が集まられたのは大変良かったです。

また今回自分はボランティアで発表内容の選定を手伝いましたが、もしこんな発表に来てもらいたいというのがあれば、スタッフもしくは一部ボランティアを手伝うといいです。当然ですが私一人で決めるわけじゃなく複数の方で投票して選んでます。今回数値計算系が一気に増えましたが、別に私がえこひいきした訳じゃなく、内容が細かく詳しく書かれてたために自然と採用されました。私は来年も発表内容の選定に立ち会うつもりです。

*1:執筆現在ぐぐった限りではようやくPython3でも使えるようになったみたいですね

*2:私は男性なので入れませんw