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先日の「ニート」の件について

すこし反応があったようで追記します。結構偏りが激しく中傷が含まれそうな

まず、「ニートになりそう」ってのは就職したくないって言うことではありません。
生きるために金が必要なのはわかります。親が仕事やめたりして、お金に困っていますし。

ただ私が危惧しているのは、自分からニートになると言うより、コミュニティから除外され、そしてその結果ニートになってしまうのではないのかということでした。

なんていうか、自分は比較的真面目に生きてきた感じでいるので、真面目に見えない人間が得をしたりしている姿を見るのが許せないといいますか。ほら、社会って、いかにずるをするかで決まってるでしょ?


そして「ニートになりたい僕たちを読んでほっとしました」と書いた理由ですが、これは報道で言われていることと全く逆の意見があったからでした。ただ著者の方のその後の日記を見るに「煽りだよ、何マジレスしてるの?」的オーラを感じられてちょっと落胆していますが(被害妄想!?違ってたらごめんなさい)

ニートはマスコミにとって(新聞の記事はまだしもTVとかは)、オタクやひきこもり、そして北朝鮮と同じ程度の「人が食いつきそうなネタ」でしかないと考えています。たいていの人はこれらを見て、「キャハハ、キモーイ」と見て笑うのでしょう。オタクネタを出されると反発しまくるどこぞの某サークルですら、ニートネタは全員一致で馬鹿にしてましたし。だからそれとは逆の意見を初めて見たということでほっとしたと書きました。


最後にですが、

  • 「どんな仕事でもやるきになる人もいるし、やる気になれない人もいる」は正しいと思います。希望している仕事が果たして合っているかという意味でインターンに行くのはきわめて正しいと思います。ちなみに私もインターンに行こうと思いましたが、研究室的にあまり行く余裕がないのと、そもそも研究科で募集しているインターン先に興味のあるものが無かったので行きませんでした。
  • 「仕事は辛いものだ。仕事しないのは甘ったれてるだけ。金無くて困ってるんでしょ?なら働こうよ!」と当たり前のように考えてる人は、多分ニートを救うのは無理でしょう。ひきこもりに「学校or社会に出ないとあとで困るよ」って言っても逆効果なのと同じように。

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本当の理由は親ですら子供が企業へ就職することに積極的に賛成でないぐらいに実際の民間企業の仕事がイメージダウンしてしまったことにある。
企業で働くことの価値が、かほどまでに子供のみならず親の世代においてまで、イメージダウンしてしまった理由を、我々は考えなくてはならないのではないか。

[ NHK「急増する就職しない学生達」、なにが原因か?]
これが正しい気がします。外に出れば会社に行く人たちの、うつむき加減のなんと多いことか。ここまでして生きる価値ってあるの?>これはニートにもいえる言葉なのかもしれませんが。