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情報処理技術者試験は変わるらしいです

http://nohe.om2.info/archives/000946.html

(1)はまあいいかも。実際それくらいは必要だろってのもあるし。(2)もまあ、なんというか、いいんじゃないかなぁ。

問題は(3)(4)で、

(3)新たにIT産業に就職する人を対象に,基本情報技術者試験の下位に当たるエントリ試験を新設する,(4)試験の更新制度またはそれに類する制度を導入する

(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061127/255005/)
で、


はぁ?基本情報ですら大したレベルじゃないだろ?あれ持ってたってプログラム書けるわけじゃないし。

というか近所の経済高校の卒業に重要な資格だったはずで、その高校出身の友人はみんな持ってる。情報科の連中においては、ソフ開すら(「情報科院卒」の資格に比べて)いらない資格だとも言われてた。情報科の講義を他学科履修で受けてても、結構基本情報やソフ開に出てきそうなレベルだったし(まあそれはうちの大学だから、なのかもしれませんが)。

大体、合格率10%って言ってるけど、まずそれは欠席者を除いた人数なの?こないだネットワーク試験受けてきたけど、半分くらいしか受けて無かったよ。むしろソフ開で10%とか出たときには(ああ、これでソフ開の価値も下がったなぁ)とか思ってしまったくらい。

あとは、nohe氏も書いてるとおり時間に左右されない知識の体系化とか、そもそもの情報入手の仕方が大切かなぁと思ったり。


で、(4)なんだけど、今まで(4)のような資格は他に似たようなのがあったわけで(まあアレは各アプリケーション毎な感じもするけど)、国家がやってる資格の利点は「一度取ってしまえば二度と高い受験料払って受けなくて済む」ってのがあったわけで。それが無いならわざわざ受ける気もしないなぁ、という感じ。


あと気になったのは国の人材の育成方向ですかね?文型卒ITドカタを大量生産したいのか、Googleレベルの技術者を作りたいのか。情報科卒の人間はどこ目指せばいいんでしょうねぇ(機械科卒なので人事)。