White scenery @showyou, hatena

If you have any comments, you may also send twitter @shsub or @showyou.

文章の書き方(+修正1)

ようやくいまさらになって文章の書き方のこつというか、なぜ自分の文章がダメかわかってきたかも。
研究室時代からレジュメとかの指導はばっちり受けてたんだけど、当時はそれに対して考える精神的余裕が無かったからなぁ。今は指導員の方が1対1-2で文章を直してくれてるし。正直指摘を受けるとへこむが、最近は少し書き方がわかってきたかも。

まず自分が陥りやすいこととして、考えて文章を作っていないこと。「短い=美」と錯覚してるのか、説明のために最低限必要な文章も省略して「これくらい書かなくてもわかるだろ?」的な感覚になってることが多い。無論長い文章がいい訳でもないが、あまり知識の無い人が読んでわかる程度には長い文章を心がけるべきと感じた。

そして、そういう文章は、主に人に対して「この文章は何を表しているんだ?」と聞かれ、説明してるときに出てくる内容だと感じた。もちろんそこから余計な部分は削り落とす必要があるんだけど。

次に、これは会話のときもそうだけど、自分ではわかってて単語を使ってても、人によってその指す内容が違うことが多々ある。状況や相手の知識量を考慮して単語を使い分けるべきなんだけど、そもそもその単語を使わなくても説明できないかと考えるべきである。

そもそも、あるいくつかのもしくは意味のあいまいな現象を、一つの単語で表す(ここではラベル付けと呼ぶ)と、様々な弊害が起きると思われる。

例えば、以下の単語は弊害を起こしていると思われるものである。

「SE」は、まあ大体の意味(コンピュータ関係をいじってる人)はわかると思うが、実際は会社によっては営業+設計だったり、ただのプログラマだったりする。

「萌え」は、割と昔からオタク界隈で使われてる言葉らしいが、私は未だに意味がわからない。「ボクっ子萌え」なら「ボクっ子好き」でいいじゃん・・とか思うんだけど。数年前まではほんとにオタクの中だけで使われてたからよかったけど、ここ数年TVでアキバ特集とかやるようになって散見されるようになった。

「もの(object)」は、私が主に逃げの時に使う。特にobjectの方。「なんちゃらのオブジェクトが・・」というと、「そのオブジェクトって具体的に何を指すんだ?」って言われる。

最後に「Web2.0」。まあこれは狭義にはティム・オライリーの「What is Web2.0」(ちなみに読んだことない(ぉぃ)に含まれる内容だと思うが、どうも指してる範囲が肥大化しているとのこと。あ、似たような単語で「ユビキタス」があるか。

ラベル付けはあくまで「状況・知識などが同一に近いレベル」の時のみうまく作用し、それ以外では余計な混乱を与えるのではないかと思う。あとは営業が何も知らない人に衝撃を与えるために使うとか:P

と、以上のことを考えたわけだが、じゃあうまい文章をかけてるかというと、その結果は・・この日記の通りなわけで。これから文章の構造について考えてみたくなった。と進行形でこの話は終わらせていただく。