「言語力」全教科で育成…中教審方針
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20070817ur02.htm
最近mixiでryouke氏の日記見て衝撃受けたんですが。よくよく考えたら私は自分で情報源についてよく調べず、てきとうに物事語ってるなと。今に始まったことでもないですね。なぜか今さら気がつきました。
で、今日実家で新聞読んでたら↑こんな記事がありました。
授業時間の短縮ばかりが強調され、『自分で考え、表現する力を身につけさせる』という理念が学校現場に伝わらなかった
この文章読んで、あれ?って思ったので考えてみました。
そもそもゆとり教育ってなんだっけ?
さすがに「円周率は3」の世代では無いのですが、その前の世代の方から見れば「ゆとりの世代」と思われてる年の私です。今まで割と「ゆとり教育=地域の方と遊んだりして触れ合う」とかいう話かと思ってたのですが、よくよく考えたらそれまでの詰め込み教育だと「ちょっと違う問題に対して全く太刀打できない」って事だったのではないかと思いました。ソースはまだないですが。さっきと言ってること違いますね。
例えば、算数ですと
1+1=2 2-1=1
と習ってた人が、
10+10= 10-1=
って来たときにどうするのか。
詰め込み式だと「10+10=20,10-1=9」って反復して覚えるのに対し、そうでない方法ならば「桁が多くなったら同じ桁同士で計算する。繰り上がりや繰り下がりには注意する」ってやるんじゃないでしょうか?さらに突っ込んでいくと、なぜ同じ桁同士で計算するとか、繰り上がりや繰り下がりに注意するとか。
先ほどの引用から引っ張ってくれば、「自分で考え、表現する力を身につけさせる」ってことが後者にあたるんじゃないでしょうか。反復を減らして、その分後者のような方向の話を積極的にすると。
週休二日なのも、そういう「くだらない」ことに時間を費すためなんじゃないかなぁって。
ただ残念なことに、
- 週休二日->休みが増えた
- 授業中空き時間が増えた->遊びやすくなった
ってオチになっちゃったんでしょう。まあ仕方ないですね。人間誰だって楽したいでしょうから。大人も遊んでるでしょ?
何が問題なのか
何でゆとり教育が問題なのか、なんで他国に比べて試験が解けなくて問題なのか。
http://allabout.co.jp/children/ojuken/closeup/CU20061129A/
↑を見ていたらその答えっぽいのが書いてました。実際に出題された問題とその正当率が分析されてます。
順位と結果だけ知って、「学力が下がってる、この国は駄目だ!」なんて騒いでたら、それこそ頭悪いんしょうね。
・・すいません、眠くなってきたんで適当に締めて、後日また書きます。
結論としては、「学力が低下していることが問題なんじゃなくて、学力を向上させることに楽しみを持てないことが問題」なのではないでしょうか?
って、他のとこに既に書かれていますね(泣
http://iwatam-server.dyndns.org/column/65/index.html