ARisの動作原理予測
某所でARisを見てたら、なんか失われた気力っぽいものが回復したので今のうちに書いておく。
個人的に見た限りではARとしての認識部分はこんな感じかなぁと想像。あくまで想像。
まずこのブロックの上部のARISとかかれたところ。ここに実際ARisが立ってる。
まずこの面をしっかり認識することでARisを認識して、あとはオプティカルフローあたりで追跡してるんじゃないかと予想。だから一旦視界から外れると認識のためちょっと制約がかかるのではないか、認識時は一部隠れてちゃだめだとか。
次に側面
左上と右下はどの側面でもいっしょで、これで側面の位置など見てるのではないかと。右上の四角は側面ごとに異なり、これで箱上部のARISが人形で隠れてても角度がわかるんじゃないかなぁ・・と思ったり。
ARisの認識技術はそれほどでもないのだけど、ノイズには強いと思う。一方人形のデータと声は欲しいと感じた。つまり9800円のうち、9000円くらいは人形と声。
あとちょっと残念だったのが、人形がずっと「ご主人様どうこう」って言ってる事。さすがに実家でこれ使うのは勇気がいるwせめて○○さんとかにしてほしいとこ。あと、APIなりソースコード一部公開なりして、ゲームとかの1部分に組み込めるといいかなぁとは思った。ARで街中移動・・ってこれはベタか。
追記
↑で「ARisの認識技術はそれほどでもない」ってことは書いたのだけど、だからだめかというと逆でむしろ良かったんじゃないかと。扱いの難しい・精度の高い技術に振り回されるよりは扱いやすい・精度の低い技術を使って着々と目標を満たした方がいいと思う。
一方でARかっていうと・・コンピュータの画面とそこに面と向かってカメラを設置したものってだけだとちょっと弱いかなぁと思う。これがHMD越しだとかカメラを反対に向けて壁を投影するとか、撮影した環境に応じて行動が変化するとまた違うのだろうけど。
あと研究だと10年先を見ろとかいう話を聞いたこともあって、それを考慮すると
- 精度をさらに上げる。ただし1割早くなったとかではなく
- 精度が高くて扱いづらいもの(10年後には扱いやすいものになってる可能性がある)を使っていかに面白いコンテンツを作る
- 扱いづらいもののラッパーを作る(ARToolkitみたいなの)
っていう話が出てくるんだろうなぁ・・