botアンケート考察
全体を通して
まずアンケートを取れた範囲が少なかったかなぁと思う。回答項目が多く自由記入欄が多いのがきついかな。ただしその自由回答欄に興味深いコメントがいただけたのでその辺踏まえて紹介する。取り上げてない回答については↑の「詳しい回答」を見ること。
あと私が行ったアンケートだけあってどうしてもha_maが好きな人へのバイアスがかかってしまうかなぁ。
「Twitter Botだとわかったときの感覚について」
ここではfollow続行派/中断派に分かれたので並べて書いておく。
続行派
- 人間じゃないことがわかった事で、嫌われたり避けられたりすることへの恐怖心や、内心バカにされてるんじゃないだろうかなどの警戒心が薄れました。今の段階のbotは、気楽に話せる相手として単純に嬉しいです。
- 決められたいくつかの中から発言するのではなく、自分で考えているかのように発言する、人工無能というのは新しい概念でした。
- mixiで酢鶏をなんて失礼な人だ!と思ったけど、botだと知ったら、他のbotたちを捜すようになった。その流れでtwitterしたから、分かるけど、やはり初めて出会うと、変なやつとか、失礼なやつと思うんじゃないかなー。私より賢い子も多いし、人工無能は好き。無限ループでただつぶやいてるbotは飽きてしまう。
- 完全なBOTはともかくたまに中の人が打ち込んでいる時が楽しいのです。
- 他:ニヤニヤした、萌えた、等
中断派
- 向こう側の人がいて初めて、ツイッター楽しいって思えるから
ほしいbot
- 癒してくれる
- 成長する
- かわいいやつ
- 他のアカウントに対して、何らかのステータスを保持して会話の内容が変わるおしゃべりbotが欲しいです。つまり、自分のことをbotに覚えてもらいたい。
- 位置情報を使ったもの
- Lifelog支援bot(起床時間や就寝時間などの記憶機能+入力漏れ通知機能を実装)
「成長」は自分の方でも課題にしてます。あとどうやって連続して反応に返せるようにするか。
いらないbot
- followしてないのに@飛ばしてくる
- 発言が固定
- アニメキャラ、萌え系、あいさつだけのbot
- 短時間に無茶苦茶日本語を大量に飛ばす
- 人にもよると思うけど、情報へのリンクとって、人が見て価値判断するというフィルターを通しているから価値が有るのであって、機械的にフィードを収集しただけのものは、俺はあまり価値を見いだせない。
- 読者を楽しませようとするbotを作るとき、作者さん自身が「みんなを楽しませよう!」という気持ちで作ってしまうと「言うことを楽しくする」ことに帰結せざるを得ないし、あるいは文字列の組み合わせの妙(偶然性)を狙うしかないのです。しかし、「botが意志を持って人を楽しませようと思ったとしたら、どういう挙動や発言をするだろうか」ということを作者さんが追求して、その結果をpostするbotが出てくると、遥かに楽しくなると思うのです。その分作るのは高度な技術がいるのかもしれないですが・・・
「followしてないのに@飛ばしてくる」がとても多かった。ごめんなさい。初期のha_maはあまりにも挨拶相手がいないため、showyouのTLから「おはよう」を抽出して返してた。今は多いからしないけど、spamと言われても仕方ないかも。ブリトニーspamとか・・
あと個人的にも固定の発言しか無かったり、あまりにも単純に垂れ流すbotは興味ない。今のうちの無脳も応答が割と少ないので種類増やしたい。
その他
レン鯖だとcron使えないのが結構多い。うちは自宅サーバー(VM上のubuntu)で動かしている。
- 作ってみたい
phaさんがジェネレータを公開しているので、まずはそちらを使ってみると早いかも。
- プログラミングができなくても作れるTwitter botの作り方
- http://pha22.net/text/twitterbot.html
尤も自分で設置するのが難しいってのと、カスタマイズへのハードルが上がるのが問題なんだよなぁ。
- bombtter->派生への連鎖は飽きた
- あいさつ発言が多い人やキャラなりきりなど普通に中の人が話しているのにbotと自称する方をたまに見かけますが、できれば違う言い方をして欲しい
- botを人間に似せようとすると、語彙のバリエーションとか気になっちゃうと思うのですが、案外、中の人がちゃんといるpostだって、そう、たいしたことは言っていないし、bot以下の発言をしちゃう人だっていると思います。となると、botをリアルにしようとすると、bot以下の発言をする人をシミュレートするなんてことも、十分イケる気がしますんで、既存の枠組みや固定観念みたいなもの(言葉のバリエーションが多いとリアルではないか、とか)を払拭したbotがいいなーと思います。