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http://twitter.g.hatena.ne.jp/sillat/20080301/1204392114
現代、人と人とのコミュニケーションのありかたは多様化している。携帯電話のメール機能で、時と場所を選ばずに連絡が取れるようになった。知らないことは人に聞かなくても、インターネットで検索すれば大抵答えが出てくる。それは図書館に行って調べるよりも速い。実際に顔を合わせなくても、チャットで簡単な会議はできる。人や社会とのコミュニケーションは、様々なツールによって格段に便利になった。
しかし、そういった簡単なコミュニケーションは、概して上辺だけのやりとりになりがちだ。上辺だけの人間関係は、事例にあげた母親のように後々問題を起こしてしまう。アルマンがフレデリックになるには、他者の肯定的受け入れが必要不可欠だ。肯定的受け入れがなされるためには、お互いにある程度の信頼関係がないといけない。そうでないと、アルマンはイノセンスを十分に表出できなくなる。その「信頼」を誰とも築けないまま年を重ねていった人々が、「大人になれない大人たち」なのだ。
に対してthinkeroid氏の意見
http://d.hatena.ne.jp/extinx0109y/20080514/1210767322
イノセンス論として提出された「大人になれない大人たち」についての小論文は、なによりも彼女自身の読者を言い当てようとして公開されているのではないか、という妄想を私は拭い去れない。ざっくり言って彼女の論旨は、インターネットの上辺だけのコミュニケーションでは「誰も信頼することのできない人々」を生みがちである、ということになる。この意見の弱点のひとつは、担任が付したコメントと並んで、インターネット=表層というクリシェにある。リアルの付き合いでももともと「深い付き合い」というものはそれほど多くはない。
(showyouによる中略)
- まちがいはすなおに認めて受け入れる
- ひとを無碍に否定しない
- 疑うことを忘れないこと
が面白い。私自身この辺に関する確固たる芯がないので、コメントはできないけど。
tumblrが落ちてるのでここでメモ。