お前ら試行錯誤しろ
今日、たまたま当選したコンサートを聴いてきた。
聞いてて「そういやライブとかって失敗もあるのが面白くっていい」とか言うよなぁとかいうのを思い出して、そっから今の社会の問題点だかを思いついた。
苦労が見えにくいのが問題なんだよな。本当のプロは苦労してないように見せるのがポイントかもしれないけれど。今はアマチュアでも苦労した過程とかすっ飛ばして、
- 一定の結果を
- 多くの人に
- 同じ質で
見せられる。その為「私も容易にできるんじゃないか?」とか思ってしまう。
産業革命で誰でも同じように物を生産できるようになってから、手作りの苦労とかが失われてったと思うんだけど、特にデータがデジタルになって、ネットワークで簡単に配布できるようになってからますますその意識が大きいんじゃないかなぁ。
「学問に王道は無い」と言われてるのに「Web2.0で知の高速道路だ」とかやってるから中身のないものが出てくるんじゃないかとか。
だからといって昔みたいな不便な状況を意図的に作っても「いや、普段はもっと便利な方法でやれるじゃん」って思うから無意味かも知れません。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」は違う気がしますが、いろいろ試行錯誤することは必要なんじゃないかと。
追記
- 自分も苦労するの嫌で逃げてばっかです。耐え切れないってこともあるんで、耐えられる間はちょっと冒険してみようかなぁと
- 残念ながら他人はあなたの苦労は聞きたがらないかと